2010年05月03日

のだめカンタービレ最終楽章〜後編

のだめカンタービレ最終楽章後編
のだめカンタービレの実写版での最終章となる、「のだめカンタービレ最終楽章〜後編」を観てきました。

内容について、どこまで触れていいのかが微妙なところなんですが、原作が終わったときに私がブログで書いた予想は当たっていました。
実写版の作品としては非常にまとまりが良い、いい終わり方だったのですが・・・何というか、原作を知るからこその残念な感じが残ってしまう気がしましたね〜

ひとつだけ言えることは、原作をアタマから完全に除いて、実写版だけをひとつの作品として考えるのであれば、シリーズを通してかなり良い作品だったということです。

そこらへんを割り切れないまま映画を観てしまうと、どうしても原作で伝えようとしていたことが、うまく伝わる作りになっていないところに気がついてしまうので・・・
きっと、DVDなりブルーレイなりを、ドラマ版の頃から通して見直していくことで、原作のイメージを省いた、実写版として独立した作品なんだと割り切ることが出来るようになるんじゃないでしょうか。
そうすれば、この最終楽章、とても良い終わり方と言える気がします。

ある意味、原作がこういう形での終わり方であったなら、原作を読み終えた時の感じ方はさほど悪いものではなかったかもしれません。
ただ、あまりにもサラッと終わってしまった感じを受ける原作のほうが、伝わってくるものは多かったりするのが不思議なところですね。

自分としては、原作の終盤の中でもとても好きなシーン、のだめがリュカに「音楽のほかにやりたいことってなかった?」と問いかけるシーンがなかったのは残念な気がしました。
ある程度気持ちに踏ん切りをつけていたのだめの心が、完全に晴れた瞬間だったと思っていたので・・・

それにしても、上野樹里の演技はすごかった。
演技と言えるのかわかりませんが、ピアノの演奏シーンなどは、長いカットで弾いているところを映しながら、回り込んで顔まで映すシーンもあったし、どこまで代役が弾いているのかが全くわかりません。
彼女自身もピアノに心得があるということは知っていましたが、それにしてもあれほど全身全霊「のだめ」になりきれるのは・・・
他の作品で演じている彼女も観ましたが、彼女の演技の最大の魅力は、「演じている瞬間、心の底からその役になり切っている」ことだと思いますね。
ホント、すごい女優さんだと思いました。

最後にちょっと本音を。
ミルヒーよりも、オクレール先生のほうが教育者として格上だということが、実写版では全く表現されていなかったのが本当に残念でした。
原作にある「彼女は音楽は好きでも、基本的にこの業界が嫌いです。しかも、彼(千秋)と競演するという小さな目的のためにここまでやってきた」というセリフが挟み込まれてさえいれば、少しは違ったかもしれないのに。
ミルヒーは基本的に、自分のやりたいようにやっているだけですしね〜(苦笑)
そこだけは、本当に残念に思いました。

いや、作品としては本当に満足しているんですよ!?
特に演奏シーンの迫力は圧巻で、本当にコンサートホールにいるかのような気持ちにさせられました。
これは実写版でしか絶対に味わえないところです。

原作やアニメを見ていない人の方が、純粋に楽しむことができるのかもしれませんね。
posted by あきやん at 02:20| Comment(0) | TrackBack(2) | のだめカンタービレ
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